手汗の多量発汗はご本人にもつらいものですが、関わる人に不快な感覚を与える場面も多くあります。
悪意がないことなのに、とこて悲しいことだと思います。
今回は手汗が原因で「相手にいやがられた(または、いやがられそう)エピソード」をご紹介いします。
手汗により、仕事先でいやがられる
まずはビジネスシーンから見ていきましょう。
下記でご紹介する職種の方々は、仕事先で支障をきたす場面もしばしばです。
- 美容院・ネイルサロンなどの美容系のお仕事
- 握手をしたり物や書類をさわったりする機会の多い、会社員(営業や事務系)
- レジなどの、接客業に従事する方々
握手や金銭などを預かる際に、手汗いっぱいの手を差しだすと、お客さまや取引先の方々にイヤな顔をされてしまいます。非常に気まずいですよね。
確かに反対の立場に立つと、他人の手汗をさわるのは抵抗があるでしょう。お相手の気持ちもわかるだけに、つらいことです。
それが原因で、その職種を諦めざるをえないケースも多々あります。
また、手汗に悩むエピソードの中には「チョークがうまく使えなくて授業が進めにくい」という教職員の方のお声もありました。
手汗により、恋人に気がねしてしまう
たとえ恋人が「気にしないよ!」と言ってくれても、きらわれてしまうのでは……と気になって消極的になってしまうのが乙女心です。そして女性ばかりではなく、実は男性も気にしています。
「気にしないよ!」と言ってくれる気遣いのある彼氏・彼女ばかりなら良いのですが、はっきり物を言うタイプの恋人なら、実際に指摘されることも少なくないようです。
「指摘」ではなく、「手汗、すごいよね」となにげなく世間話感覚で言ってしまうタイプの人もいます。本人がそこまで気にしているコンプレックスだとは、傍からは分かりにくいのかもしれませんね。
それでも大好きな唯一無二の彼氏・彼女に手汗のベタつきを言われてしまうのは、大変なショックなことですよね。
手汗は「エチケット違反」「不潔」だと思われてしまう
「手汗は悪気がないから、しかたない」。
果たして、みなさんにそう思ってもらえるでしょうか?
残酷な話ですが、たとえば体臭のきつい人や全身汗のひどい人などが周りで噂になっていた。そんなことは今までにありませんでしたか?
手汗も同じことです。
病気などの明確な理由があれば、責める人は少ないでしょう。しかしそうでなければ「不潔な人」として白い目で見られてしまいます。
人間は良くも悪くも「自分」を中心軸の基準としてしまう性質を持っているものです。
自分に不快な思いをさせるものは「悪意・害悪」、快適な気持ちを与えてくれるものは「良い人・良いもの」。そして自分以外の身体の内部から出るものは「気持ち悪い(不快な)もの」と感じます。
もし誰かに、気にする素振りもなく平気で手汗ベタベタの手を差し出して握手を求めてこられたとしたら、いかがでしょう?
「他人の手汗は気持ち悪い」→「『気持ち悪い』ものを差しだし、『私』を不快にする」→「この人は、私に悪意がある」→「嫌い!」
このような思考回路にたどり着きます。
反対に他人に不快感を与えないよう行う心がけや努力が、「エチケット」です。
人に嫌われない、また嫌っていると誤解されないためにはこのエチケットを重んじることが大切となります。
しかし手汗や汗などは努力して引っこむものではありません。
それは皆重々承知なのですが、「不快感を与えないようにと、努力しない姿」に人は立腹するのです。
手汗のために人間関係がギクシャクするなんて、イヤなことですよね。
「エチケット違反」だと思われてしまわないためには、適切な手汗対策が必要です。
ハンドタオルを持ち歩くというのもその一手ですが、最近では「手汗専用制汗剤・クリーム」があるのをご存知でしょうか?
手汗専用制汗剤は、毎日のケアで手汗が出にくい体質に変えてくれるものもあるようです。
「手汗専用制汗剤・クリーム」を知らなかった、という方は一度試してみてはいかがでしょうか。
今までの人間関係の悩みが、一気に解消されるかもしれませんよ。