顔汗で悩む女性にとって、大変なのはやはりメイク崩れですよね?
どんなにばっちりメイクをしても、顔汗で流れてしまった…鏡を見たら絶叫してしまったということはありませんか?
崩れないようにしっかりメイクしているのに、顔汗によるメイク崩れに悩む人は多いです。
では顔汗に負けないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
思いつくのは高い化粧品ですが、ただ高い化粧品を使えばいいのでしょうか?
いいえ、そんなことありません!
顔汗を抑えつつ、顔汗に負けないようなメイクをする。これが顔汗対策のメイク術です。
では実際にどのような方法があるのか、みなさんにご紹介します。
メイクの前にスキンケアの基礎を守る
自己流ケアは肌トラブルの原因に繋がります。
まずはしっかり洗顔をしますが皮脂が気になるからとゴシゴシ洗いは厳禁です。しっかり泡立て、丁寧にすすぎます。
それから化粧水と大切なのは保湿です。汗をかくからといって、保湿をしないのはNG。
大人肌が怖いのは汗ではなく、乾燥です。乾燥することで吹き出物やシミ・シワの原因にもなります。
きちんとした肌ケアをすれば、化粧ノリもよくなり、よりメイクが崩れにくくなることが期待できるのです。
ウォータープルーフのメイク用品を使ってみる
水や皮脂に強いのが特徴のウォータープルーフですから、汗にも効果を発揮してくれます。
全てを変える必要はありませんが、下地やファンデーションを自分の肌質に合ったものに選ぶことで、より崩れにくくする効果が期待できます。
メイクをするときは首を冷やしながら
汗がとまらないままでメイクをしても、満足な仕上がりにはなりませんよね。そんな時は、アイスノンや氷などを使って首(後頭部の付け根辺り)を冷やします。
首には大きな血管が通っているので、冷やすことで汗を抑制する効果が高いです。
メイクが終わっても、しばらく冷やしておくことでメイクの定着までも汗を抑制できます。
仕上げ
ドラッグストアなどで販売している「メイクキープスプレー」を仕上げに一吹きします。
たったこれだけで仕上がったメイクをしっかりキープしてくれますよ。
厚塗りはしない
メイクをするときに、落ちないようにとしっかり塗っていませんか?
メイクの厚塗りこそが、実はメイク崩れの原因です。
化粧品を厚く塗ってしまうと、肌が呼吸できず熱を発散しようと毛穴から余計に汗を出してしまうことに繋がります。落ちてしまうことを考えて、あえて薄くファンデーションを伸ばすことで、メイク直しをしやすくできるメリットも。
オススメは日焼け防止効果のある下地とプレストパウダーだけのシンプルメイク。気になるところはコンシーラーを使うと仕上がりがより良くなります。
汗を抑えるには胸をしっかり締める
メイク崩れを防ぐ方法に、半側発汗という方法があります。
これはメイクを崩せない芸子さんや舞子さんが実際に行っている、メイク崩れを予防する方法です。
やり方はとても簡単で、胸より少し上の部分を紐や帯で強く縛るだけです。
人間の体には体の一部を圧迫すると、圧迫周辺の汗が減り、代わりに反対側から出る汗を増やす性質があるのです。
この方法は誰にでもできる上に、簡単にメイク崩れを抑えることができます。
また縛らなくても、両腕で強めに腕組みをすると一時的に汗を抑制できますから、顔汗対策の方法として覚えておいても便利です。
まとめ
メイクを崩さないようにと、気になるあまり肌に負担をかけてしまうメイクこそ、実は避けなければなりません。
汗をかいてしまうことを考えたメイクや、汗に強いメイクを上手に活用してください。
また顔汗の症状が重い場合は、自己判断せずに専門医へ受診することをオススメします。