ダイエットと聞けば、10代・20代の女子、それに中年男性…そんなイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。
ですが実は最近では、小学生でもダイエットをしている子がとっても多いんだと言います。
これにはとっても驚きですよね。
小学生は成長期!ダイエットはご法度!
と考える人も多いでしょうが、なかには太りすぎで健康被害をもたらしかねない小学生がいるのも事実です。
食の欧米化が進んでいることも一因のようですね。
というわけで今回は、小学生がダイエットする場合の注意点などをお話していきたいともいます。
小学生ダイエットの基本の「き」
まず小学生のダイエットの基本的なこととして、食事と運動のバランスをチェックしてみてください。
栄養バランスのしっかりとれた食事を摂れていますか?
間食はしていませんか?
運動を適度に行っていますか?
運動面に関しては、学校の授業でも体育があるかと思いますので、そこまで問題ではないかもしれませんね。
では栄養面はどうでしょうか?
給食があればお昼ごはんのバランスはとれているでしょうが、朝食はしっかりと食べていますか?
間食をしてしまってはいませんか?
小学生のダイエットの基本は、まずは『バランス』です。その点を念頭に置いておきましょう。
小学生が目指すべき食事の栄養面
栄養バランスをしっかり!とはいうものの、なかなか何をどう食べたらいいか?わかりにくいかもしれませんね。
以下のリストをチェックして、参考にしてみてくださいね。
小学生の必要カロリー
年齢 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
7歳 | 1550キロカロリー | 1450キロカロリー |
8~9歳 | 1850キロカロリー | 1700キロカロリー |
10~11歳 | 2250キロカロリー | 2100キロカロリー |
12歳 | 2600キロカロリー | 2400キロカロリー |
主にとりたい栄養素
◯良質なタンパク質
骨や筋肉、それに内蔵の発達に必要なのがタンパク質です。積極的に取り入れて。
◯カルシウム
カルシウムは、牛乳やヨーグルトから摂るといいですね。乳製品がどうしてから取り入れていきましょう。
◯鉄
小学生も高学年になれば、女の子の場合は月経が始まるでしょう。そのため、貧血になりやすくなってしまいます。男の子よりも多くの鉄を摂ることを心がけてくださいね。
食品例としては、かつおやひじき、ほうれん草などがお勧めです。サプリメントでも最近では手軽にとることができます。
おやつの内容にも注意!
冒頭でもお伝えしていますが、小学生のダイエットの場合は、間食をまず最初に管理するのがベストといえるでしょう。
ケーキやアイス、それにジャンクなスナックなどを食べすぎていませんか?
ほかにも意外と多いのがジュースです。お茶やお水を飲むように習慣づけていきましょう。
間食は1日の摂取カロリーの約10%くらいに押さえるのがベストだと言われているんです。
ですので、上記のリストから換算すると…約130から200キロカロリーが目安となってくるでしょう。
おすすめは、チーズなどの乳製品や旬の果物、おにぎりなどがいいでしょう。
食事の補助的な役割という考えがいいのかもしれませんね。
200キロカロリーってどのくらい…?
・クッキー4から5枚
・ポテトチップス1/2袋(40g)
・プリン1個
・おにぎり1個
間食におすすめ
・バナナ1本(80キロカロリー)
・ヨーグルト1個(100キロカロリー前後)