厚生労働省の統計によると、12歳児の平均身長は男子で152.3cm、女子で150.8cm(2015年)だそうです。

12歳の男児に限ってみると30年間で約4cmも平均身長が伸びています

食生活を含む生活習慣が年々変化するに従って、子どもたちの身長や体力も変化していきます。

成長期のお子さんを持つお母さんたちにとって、成長だけでなく健康な身体の元となる食べ物に気を遣いたいものです。

特に身長は子どもたち自身にとっても大きな悩みの種でもあり、毎日の食生活や運動で身長を伸ばすことを考えたりするものです。

成長期において、高い身長は男子だけでなく女の子も含めて、子どもたち共通の憧れです。

このページでは、子供の身長を伸ばすのに効果のある食べ物について解説していきたいと思います。

身長を伸ばすための栄養素

身長は骨が成長して長くなることで伸びてゆきます。

成長する骨には、隣の骨と連結している部分に「骨端線(こつたんせん)」と呼ばれる軟骨があり、これが成長して身長が伸びていきます。

成長期の子どもの骨端線は柔らかく伸びやすい状態ですが、その伸びも10~13歳前後をピークに次第に小さくなっていき、ある時期になると骨端線が固まって伸びなくなります。

この「骨端線」を成長期にいかに大きく伸ばすかが、身長を伸ばすポイントになります。

では成長期に身長を伸ばすために必要な栄養素とは何があるのでしょうか。

身長を伸ばすためには、まず骨格から大きくしなければなりません。

骨を生成するカルシウムは、身長を伸ばすために必須の栄養素です。しかしこのカルシウムは、食品からの吸収率が低い栄養素と言われています。

比較的吸収率が高いとされる牛乳や乳製品でも約50%程度しかヒトの体内に吸収されません。

さらに小魚で約30%、野菜類となると約15%程度しか吸収されないのです。

12~14歳の子どもが必要とするカルシウムの量は800~1,000mgとされ、これは牛乳およそ1リットルに相当します。

カルシウムは約50%しか吸収されませんから、牛乳だけで1日に必要なカルシウムを摂ろうとすると2リットルを毎日飲まなければなりません。

これを毎日続けるのは、かなり無理があるでしょう。

そこで着目するのが、カルシウムの吸収率を上昇させる栄養素です。

これに該当する栄養素が、良質なタンパク質の一種であるアミノ酸ビタミンDなのです。

カルシウムだけでなくその吸収を補助する栄養素を一緒に摂取することで、カルシウムを効率的に吸収できるわけです。

また人間の骨はカルシウムだけなくさまざまな栄養素から成り立っています。

例えばマグネシウムはしなやかで弾力性に富んだ骨を形成するのに必要です。

成長期の子どもは新陳代謝も活発で全身の細胞を生成するために、たくさんの栄養素やミネラルが必要になります。

その必須ミネラルのひとつが亜鉛です。亜鉛は人間の体内で、免疫力を高めたり細胞分裂を活発にする酵素を構成したりするなど重要な役割を担います。

カルシウムをはじめ、様々な栄養素やミネラルをバランスよく摂る事で身長を伸ばすための骨の形成を促すのです。

身長を伸ばすためにお勧めの食べ物

カルシウムやマグネシウム、アミノ酸といった身長が伸びる成長期の子どもたちにお勧めの食べ物には、どんなものがあるのでしょうか。

カルシウムと言えば、先に出た牛乳を始めとする乳製品や小魚があります。

野菜類では、モロヘイヤ、しそなどに多く含まれ100g当たりおよそ200mg以上のカルシウムが含まれています。

実は、日本の野菜には元来カルシウムが少ないのです。

その理由は、野菜が育つ環境にあります。日本の水は軟水に分類され、成分中にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が少ないのが特徴です。

この軟水で育てられることが、日本の野菜にミネラルが相対的に少なくなる理由のひとつです。

新陳代謝を司るミネラルに亜鉛をあげました。

亜鉛は成人男性の場合、1日に10mg、女性の場合8mgが必要量とされています。

ところが、亜鉛は牡蠣で13mg、煮干しで7mg、豚レバーで7mg、卵(卵黄)で4mg(いづれも食品100gあたり)の含有量しかありません。

牡蠣なら大き目のものを4個、煮干しなら140gも食べなければなりません。

骨に弾力性を与えるマグネシウムの必要量は、10~14歳の場合1日あたり300mgと言われています。

比較的マグネシウムを摂り易い落花生のマグネシウム含有量が100gあたり200mgですから、150gの落花生が必要となります。

マグネシウムは摂り過ぎても尿として排出されるため、摂り過ぎによる健康への害はありませんが、1日に150gの落花生を食べる事は現実には難しいでしょう。

サプリで栄養を補う

身長を伸ばしたり成長期の健康を維持したりするためには、日常の食生活だけでは十分な栄養素やミネラルを摂れません。

特に亜鉛やマグネシウムといったミネラルは食べ物における含有量が少ないため、大人でも十分な量を摂取出来ません。

食べる量が少ないお子さんや好き嫌いのあるお子さんのいるお母さんにとって、身長を伸ばすための食生活を毎日用意するのは難しいでしょう。

そこで、成長期に必要な栄養素やミネラルを補うサプリメントをお勧めとなるのです。

サプリメントを利用することで成長期に身長を伸ばすために必要な栄養素を効率よく摂取でき、好き嫌いのあるお子さんでも無理なくミネラルをとることができるます。

最近のサプリメントや栄養補助食品は研究が進み、安全・安心で効率よく栄養素の摂取が可能となりました。

もしお子さんが身長のことで悩んでいたら、安心安全なサプリメントを日常の食事と併用してみてはいかがでしょうか?