朝ごはんをきちんと食べないと身長が伸びないって聞いたことありませんか?
朝食が大切って話はよく聞く話ですが、身長にも関係しているってホントのことなのでしょうか?
ちなみ、しっかりと朝食を食べる子どもが減少しています。
厚生労働省などの調査でも・・・
朝食を食べる子どもが減っているという報告が上がっていて、国の複数の機関、特に文部科学省では「早寝早起き朝ごはん」運動を推進するほど・・・
朝ごはんを食べない子どもの増加が社会問題化しています。
「えっ、たかが朝ごはんを食べないぐらいで、子どもの成長が損なわれるってホント?」というアナタのために、
“朝ごはんを食べない害”について、深掘りしていきたい思います。
朝ごはんを食べないと生じる4つの害
- 子どもの成長に必要な栄養が不足する
- 朝からカロリーが足りないため、脳の活動が鈍る
- 子どもの生活習慣が乱れる
- 家族間のコミュニケーションが減る
毎日忙しいお母さんからすれば「朝ごはんぐらい食べなくっても…」と思ってしまいがちですが、朝食を食べないだけでこんなにも子どもに悪影響を与えてしまいます。
また朝ごはんを食べないことは、子どもの身体の成長が妨げられるだけでなく、心の成長をも妨げられてしまいます。
それでは、なぜ朝ごはんが必要なのか?
例を取って解説していきたいと思います。
[朝ごはん抜きの害]①子どもの成長に必要な栄養が不足する
大人は朝ごはんを食べる時間よりも寝る時間の方を大事しますが、成長著しい子どもにとっては、「3食+オヤツ」を食べることで成長に必要なカロリーと栄養を摂取することができます。
しかし、朝食が不足すると成長に必要なカロリーも栄養素も減少してしまうため、子どもの成長が妨げられ、結果的に身長が伸びにくくなってしまうことにつながることもあるのです。
[朝ごはん抜きの害]②朝からカロリーが足りないため、脳の活動が鈍る
朝食には、脳の活動に必要な”糖分”を摂取するという目的があります。
朝からしっかりご飯を食べないと、脳が朝からしっかりと働かなくなるため、お子さんの学業に大きな害を与えてしまいます。
[朝ごはん抜きの害]③子どもの生活習慣が乱れる
子どもの健やかな成長のためにも、しっかり寝て朝早く起きるという生活習慣を子どもにつけさせる必要があります。
朝ごはんは、その生活習慣をスタートさせるための、スイッチみたいなものなのです。
つまり朝ごはんをしっかり食べる生活習慣をつけると、子どものホルモンバランスが整えられるだけでなく、しっかり睡眠をとることにもつながるのです。
なるべく毎朝早寝早起きする習慣を子どもにつけさせるようにしましょう。
[朝ごはん抜きの害]④家族間のコミュニケーションが減る
子どもの健やかな成長のためには、家族間の心温まるコミュニケーションも必要不可欠です。
「家庭」という小さな社会で生きる子どもにとって、親との潤滑なコミュニケーションは、ストレスを発散させる大切な時間でもあるのです。
そして、それは朝食(の時間)も同じです。
朝食という家族間のコミュニケーションを充実させることで、子どものストレスを減らし、成長ホルモンが出やすい環境にすることが出来ますよ。
朝食を食べて、子どもの成長を応援して!
大人と違い、子どもの成長のためには朝ごはんは必要不可欠です。
また朝は簡単にトースト(食パンなど)だけで済ませてしまいがちですが、パンだけだと成長に必要なタンパク質が不足してしまいます。
ですので、「ウインナー」や「目玉焼き」「味噌汁」などを朝食に加えるようにすることをオススメします。
ただ、
「どうしても朝からしっかりご飯を食べることが出来ない。」
「朝はパンや菓子パンなどの簡単なもので済ませてしまう」
という方もいるでしょう。
そんなときは、子どもの足りない栄養を補うことも踏まえて、健康補助食品や栄養補助サプリで、しっかり足りない栄養を補うにしてください。