子供のピアノ教室

もっともポピュラーな音楽系の習い事と言ったら「ピアノ」。

でも、いざ子供のピアノ教室を選ぼうとすると、グループレッスン?それとも個人レッスン?

うちの子にはどっちがいいんだろう・・・と悩んでしまうお父さんお母さんが多いようです。

そこで今回は、グループと個人、どちらのレッスンも経験済みの筆者の経験を交えながら、子供にピアノを習わせる前に知っておきたいお役立ち情報をご紹介します。

グループレッスンと個人レッスンの違い

ピアノ教室には「大手のピアノ教室」と「個人のピアノ教室」があります。

大手ピアノ教室の場合は、指定の教室、個人のピアノ教室の場合は、先生の自宅か生徒の自宅でレッスンを受けることが一般的です。

また、個人教室の場合は、大手に比べ「柔軟」なことが特徴です。

グループレッスン

<大手ピアノ教室>

・3名から8名程度でのレッスン(未就学児は保護者同伴の教室もあり)
・レッスン内容、テキスト、年間レッスン回数が決まっている
・クラスの生徒と発表会で演奏する
・本格的なアンサンブル演奏を学べる(パートは先生が決めることが多い)
・お友達やライバルがいた方が頑張れる子に向いている

×開講ギリギリの人数の場合、誰かが辞めるとクラスが解散する可能性がある

大手ならではのメリットは「アンサンブル演奏」です。「迷惑をかけたくない、絶対に成功させる」という気持ちが強くなり、発表会が近づくにつれ別人のように上達するお子さんが多いです。

いつものメンバーで1曲を作り上げる。素敵な経験ですよね。

個人のピアノ教室の場合は、上限人数が3名など、少人数制の教室も多くあります。レッスン内容は、クラスの進行度合により先生が判断します。発表会は個人曲のみの教室もあります。

個人レッスン

<大手ピアノ教室>

・レッスン内容、テキスト、年間レッスン回数が決まっている
・1対1だから1レッスンの内容が濃い
・質問をしやすい(グループの場合は1人の生徒だけに時間を多くかけられない)
・発表会の前だけ他の生徒と合流してアンサンブル練習をする教室がある
・グレードテストの受験やコンクールに出場できる

×グループレッスンを受けている期間のみ個人レッスンをオプションで加えられる教室もある

個人教室の場合は、上記の内容に柔軟さが加わります。

合唱コンクールや学校イベント用の曲をレッスン中に教えてもらうこともできます。先生によってはピアノに限らず大学受験にも通じるレベルの声楽や楽典など、将来の目標に合わせたレッスンを提供してくれます。

先生のスキルや性格など、大手教室よりも1人1人の差を感じやすいので、クチコミのリサーチをおすすめします。

ピアノを習う12のメリット

グループレッスン、個人レッスンに関わらず、ピアノにはたくさんのメリットがあります。

・情操教育に良い
・表現力が身に付く(ダンス、作文など意外なシーンでも役立ちます)
・行儀作法が身に付く
・脳の発達に良い(指・目・耳を同時に使うため)
・発表会などを通じ度胸がつく
・発表会やコンクールで華やかな世界を体験できる
・曲を仕上げる事により達成感が味わえる
・楽譜が読めるようになる
・毎日の繰り返しの努力が必要だと知る事ができる
・学校行事の目立つシーンで演奏する機会があるかもしれない
・資格を取得できる
・将来、保育士や教師、ピアノ講師になれる

ピアノは王道とも言える定番のお稽古事。メリットを感じる機会が多い習い事でもあります。

小学生のピアノレッスンにかかる費用

未就学児は月謝が一律のピアノ教室も多くありますが、小学生からは個人差も大きく開くので、レッスン費用にも差が出てきます。

レベルが上がるごとにレッスン費用が高くなることが一般的です。実際にいくら費用がかかるのか、2つの例をご紹介します。

大手教室のグループレッスン

月謝:8,000円前後(個人レッスンは10,000円以上)
年間テキスト代:10,000円~
発表会:参加費1万円~ +衣装代など(必ず年1回)

個人教室のプライベートレッスン

・月謝:5,000円~
・年間テキスト代:5,000円~(進度が早い子はテキスト代がプラスに)
・発表会:教室によって大きく異なる(2年に1回の教室も多い)
・交通費(自宅に来てもらう場合は距離に応じて加算)

大手の教室の場合は、年間にかかる費用があらかじめ決まっているので、追加費用が発生することはほぼありません。(グレードテストを受ける場合は別途受験費用が必要です)

しっかり整った体制、カリキュラム、長年の運営で培われたノウハウは安心感があります。

個人教室の場合は、有名大学出身やピアニスト経験などがある先生は相場よりも月謝が高くなる傾向にあります。

平均で見ると、大手よりも費用がかからない教室が多いです。レッスン回数やレッスン時間を変更してもらうこともできます。

ピアノを習わせて感じたこと

涙、涙の発表会

小学校入学前に有名ピアノ教室のグループレッスンを体験しました。知っている子が1人もいなかったので心配でしたが、初回からとても楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。

初めての発表会は、いつも一緒に練習している5人のお友達とアンサンブル演奏に挑戦しました。お遊戯会や学習発表会とは違ってピーンと張り詰めるような空気・・・。

演奏を待つ私達も緊張するほどの雰囲気でした。全員、苦手だったところを次々ノーミスでクリア。練習に付き添って、そばで努力している姿を見てきた保護者一同号泣でした。

上達のスピードを考えると個人レッスンが有利だと思いますが、グループレッスンにはピアノ以外のことも学べるチャンスがたくさんあると感じています。

自宅での練習は苦手な娘でしたが「自分だけ上手に弾けないのは恥ずかしい」「絶対のあのパートは私が弾きたい」など、クラスのお友達が良い刺激になっているようです。

「先生のような先生になること」が娘の夢

共働きで送迎が難しかった事情があり、最初から自宅での個人レッスンを選びました。10年間ずっと、とても評判の良い有名音大出身の先生にお世話になっています。

ピアノ教室なので「ピアノ」のレッスンだけだと思っていましたが、「音大を受験したい」という目標が娘に出来てからは、声楽、楽典、フルート、バイオリンと、ピアノ以外の音楽もレッスンに取り入れてくれる先生で驚いています。

年に1、2回、先生と2人でコンサートに行くこともあります(チケットは先生からのプレゼント)。

音大合格の先には「先生のような先生になる」という夢があります。今お世話になっている先生に習っていなかったらこの夢や目標はなかったと思うと、本当に先生には感謝しかありません。

小学校低学年の時には一時期不登校を経験していますが、ピアノを習い始めてからは全校生の前で伴奏を担当する機会が増え、何事にも積極的に挑戦するようになりました。

今ではコンクールで入賞するほどの腕前です。ピアノは「どの教室で習うか」よりも「誰に習うか」の方が大切かもしれません。

さいごに

女の子だけではなく男のにも人気のピアノ。

グループレッスンにも個人レッスンにもそれぞれ特徴的なメリットがあることをお伝えしてきました。

人気の習い事ということもあり、他の習い事にはない多くの魅力があります。そして、ピアノや音楽以外でも「もしかしてピアノの影響?」と感じることがきっと多くあるはずです。

ピアノ演奏は同じ曲でも演奏者によって雰囲気が変わるものです。候補の教室がいくつかある方は、無料体験を活用したり、通っている人から先生や教室の方針などをぜひ聞いてみてください。

お子さんにピッタリなピアノ教室を選んであげてくださいね。