【小学生の進学塾選び】子供のストレスが心配な方へのアドバイス

中学受験を目指す小学生にとって、進学塾は大きなストレスになることがあることをご存じの親御さんも多いでしょう。

しかし中学受験は一般的な小学生の学力に加え、高度な学力や常識的な対応など求められるものが多いので、進学塾なしで合格するのは至難の業。

今回は、ストレスなどの心配事はあるけれど通わせてみたい保護者の方へ、ストレスの原因、改善案、費用や学習塾との違い、保護者の声などをご紹介します。

小学生が進学塾でストレスを感じる原因と解決策

小学生の高学年になると時期的に思春期が始まる子もいます。

ストレスがたまると反抗する子供も出てきますので、事前にストレスの原因をチェックして解決策を練っておきましょう。

友達と遊べる自由な時間が減る

小学校の友達の中で中学受験をする子が自分だけだった場合、友達から遊びに誘われても進学塾があるために断らなければなりません。

一度や二度ならいいのですが、断り方によっては【進学塾=頭がいい】という印象を強く友達に意識させてしまうことになり、仲間外れにされることもあるかもしれません。

『友達からの誘いを断りにくい。でも進学塾にいかなければならない。』

そんな心が揺れ動く中で自分でもどうしたらいいか分からなくなり、ストレスを感じてしまう子もいます。

小学生は元気に体を動かしたり、コミュニケーションを養ったりする大切な時期ですから、学校での子供の立場も大切にしてあげたいですよね?

・友達を傷つけない断り方

・短時間でも思い切り遊べる時間を設ける

・遊べる日と遊べない日を明確にする

・習いごとだらけで放課後を埋めない(何かの時間を削る)

対策方法は子供の予定も取り入れながら、一緒に考えていきましょう。

友達への伝え方も苦し紛れの嘘にならないよう、一緒に考えてあげることが大切です。

勉強する意味を理解できない

小学生のうちに自主学習や宿題の経験があっても、進学塾へ足を運んで、さらに勉強を追加してくことの意味が理解できていないケースもあります。

・進学塾へ行く意味が不明(中学受験は親の希望だけで決められたことではないか)

・合格したら自分はどう変わっていけるのか(メリットの提示)

・万が一受験に失敗しても、自分の力を試すチャレンジをするいい機会になる(安心)

小学生の考えでは、イメージができないものに犠牲を伴いながら努力をすることは難しいことです。

進学塾へ行って中学受験に合格すると、どんな未来の可能性があるのか具体的に伝えておく必要があります。押し付けではなく、あくまで意欲を引き出せるように進めることが大切です。

過度な親の期待

「よし!頑張ってみよう!」
と本人が進学塾でも頑張り始めているのに、思うように成績が上がらないこともあるでしょう。

親も子供も不安が募りますよね。

でも、ここで親があおるのはご法度。親をガッカリさせるのではないかという不安から、自己嫌悪、鬱状態になってしまう負の連鎖にも注意が必要です。

子供が「行きたい」「挑戦したい」「〇〇を目指したい」と思えるかどうかが鍵になります。

親御さんがモチベーションを自然に誘導してあげられるかどうかも、小学生の進学塾通いでストレスをためないコツです。

進学塾と学習塾の違い

そもそも進学塾と学習塾の違いは、どういったものなのかを知らないまま勉強させている方もいるかもしれません。

中学受験に必要な塾の違いも理解しておきましょう。

進学塾は、その名の通り進学を目指すためのものです。公立の学校の授業よりも難しい内容を学ぶことができます。

少人数または個別指導などで対応する進学塾では、分からない内容をすぐ解決できるため理解度もグッと上がっていきます。

学習塾(補習塾)では学校の授業のサポート、テストの点数アップ、苦手科目克服などに利用されることが多いです。

分からない人がいても立ち止まれないという学校教育の課題を補います。

進学塾に通うメリットと費用の目安

進学塾の魅力は、中学受験を突破するための最短距離の学習ができることです。

進学塾に通わずに的外れな学習をする労力がなく、合格に向けた効率のいい学習が可能になります。

「受験」のプロに学べる、相談できる

小学生を対象にした進学塾では、中学受験に挑戦する子供との信頼関係をつくりながら、理解度の深いレクチャーを受けることが可能です。

生徒1人1人に対して、どんな学習が必要で、何を教えれば合格に近づくのかを把握しているので、子供の疑問や相談にも丁寧に対応してくれます。

模擬テストが充実、本番に有利

また、学校では経験できない受験さながらの模擬試験を受ける機会が増えていきます。

初めての受験になる子も多いので、本番の雰囲気も経験でき、緊張して力が発揮できない!といったことを防ぐことにもなるでしょう。

学校の授業の先取りができ応用問題を多く解く

学校の授業よりも早いテンポで学ぶ内容が進んでいくのが進学塾です。

中学受験ばかりではなく学校の勉強を復習感覚で取り組めるので、応用問題に取り組む時間を確保できます。

進学塾の費用の目安

進学塾へ通うことを検討し始めると、親のストレスも始まります。

費用の目安はおおむね学習塾の2倍以上とも言われていますが、今後の人生の選択肢が広がることを考えれば安いのかもしれません。

1.進学塾へ通う場合の参考費用相場

□6年生の場合:月額平均4万円前後。年間40万円~50万円

□4.5年生の場合:月額平均3万円前後。年間30万円~40万円。

通う回数や選択する科目によっても金額は変動します。

2.学習塾(補習塾)へ通う場合の参考費用相場

□4.5.6年生の場合:月額1万2千円程度、年間平均15万前後
通う回数や選択する科目によっても金額は変動します。

まだ低学年である場合には、こういった費用を目安にして預金をしておくと親のストレスも軽くなります。

子供にもストレスをぶつけることがなくなるはずです。

進学塾に通わせて感じたメリット

実際に小学生のうちから進学塾へ通わせた経験のある保護者の体験談を見ていきましょう。

中学受験は子供と親はセットで受験を乗り越えなければなりません。

親としてどう接するべきか、参考にしてみてください。

地方での中学受験は親への批判も

長男は何でもそつなくこなすタイプで、夫とも良いところの伸ばしてあげたいと話し中学受験をさせることになりました。

本人も「やってみる!」と乗り気で取り組んでいました。
でも、通っている小学校からは中学受験者が初めてでした。

「隣の市まで通わせる意味があるの?」

「友達と離れさせて大丈夫なの?」

「お金あるんだね~!」

などといった同級生や近所の人達からの声に、私は受験させるのをやめようとさえ思うほど追い詰められた時期がありました。

いずれ周囲には分かることなのに、子供が話をしてしまい…。対策的には失敗だったかもしれません。でも無事合格。

今は元気に通っています。周囲への受験公表は時期をみた方がいい地域もあると思いますよ。

子供に将来をイメージさせることは大事

周囲に中学受験をする子は2人。

あちらの親は驚くほど敵対意識が強くて嫌でしたが、それよりも子供が進学塾にいく必要性を感じられていなかったのが心配でした。

進学塾の先生に紹介してもらった地域の職業体験イベント。いい機会なので応募しました。

本人も仕事をする大人達をみて「かっこいい」と感じるところがたくさんあったようで、あの職業に就くには?という質問も増えていきました。

進学塾の先生とも友達との付き合い方など、本当にいろいろな相談を聞いてもらいながら安心してお任せできました。

個別指導の先生はこういうところがいいですよね。

さいごに

小学生のうちから進学塾に通わせる不安はあるかもしれません。

子供のストレスも上手に回避してサポートしてあげたいですよね。

もし、すでに進学塾に通っているのに子供がストレスを感じている兆候があるなら、しっかり話し合って進学塾を変えてみるのも手。

先生との相性や教室の雰囲気などの環境も大切なポイントになります。

最適な環境で子どものモチベーションが下がらない方法を取り入れ、合格をつかみ取っていきましょう!