どんなに夜早く寝ても、朝起きるのが辛いと感じている人も少なくありません。
そしてその原因を、
「仕事の疲れが溜まっているのかな?最近忙しかったし・・・。」などと一時的な疲労と考えて、何かしらの対策を立てる方はあまりいない気がします。
朝起きるのが辛いと感じる人の特徴として、脳が十分に覚醒しないことが原因となっていることがあります。
これは体は起きようとしていても、人間の行動をつかさどる脳が起きていないため、思うように体が動かず起きることができない状態なのです。
しかし仕事もあれば、学校もあるわけですから、しっかりと脳が覚醒するまで寝ているわけにもいきません。
そこで誰もが思うのが、「何とか朝気持ちよく起きられる方法はないのかな?」ということだと思います。
そこでご紹介したいのがテレビや雑誌などでも取り上げれ、朝が苦手な人に注目されている「光目覚まし時計」です。
ではどうして「光目覚まし時計は」は毎朝起きるのが辛い、忙しいあなたにこそ是非とも使って欲しいアイテムになのか解説していきたいと思います。
人間にとって体内時計は大切です。
あなたは体内時計という言葉を聞いたことはないでしょうか?
体内時計とは誰もが備えているもので、人体のリズムを決めるものです。
そして夜になれば眠くなり朝になれば目が覚めるといった人間が生きていくためにとても重要な役割をしているものです。
また体内時計の1日は人間より少し長めの25時間程度になります。この時計は自動でリセット機能がついていないのですが、朝の太陽の光によりこの体内時計は毎日リセットされるのです。
そして朝の光を浴びることで睡眠ホルモンが促され、夜になれば眠くなるようにできているのです。
しかし体内時計がリセットされないと1日の時計の長さが変わってしまい、体内時計はどんどんずれてしまうのです。
特に夜型の生活をしている人は、この太陽の光を浴びないことが原因となり朝が弱く、起きられないばかりか睡眠ホルモンも分泌されなくなってしまうので、夜になっても熟睡できなくなってしまいます。
体内時計は正しい時間にそって動いていることがいかに大切なことかわかると思います。
光目覚ましってなに?
光目覚ましは最近テレビなどで注目されるようになりましたね。
起きたい時間に設定するとアラームの音で起こす到来の目覚まし機能ではなく、人工的な光を使うことで目を覚ますことができる新しい目覚まし方法になります。
本来人は眠る時に副交感神経が働き、リラックスした状態で寝られるようになるもの。
従来の音による目覚ましだといつか音がなるかも!?と交感神経が働いてしまい、常に緊張状態になりリラックスできず熟睡できなくなってしまう人もいます。
人間は目から光が入ると脳が刺激され、脳の覚醒が促されるようになります。
光と言っても蛍光灯のような目に負担がかかる明かりではなく、光目覚ましは太陽光に似た強い光で脳の覚醒を促すので、朝起きるのが辛い人でも無理なく起きられるようになるのです。
時計をセットした時間になると最初は薄い光が、時間が経過するにつれて強い光になっていきます。
光目覚ましはメーカーによっても使い方は違いますが、ほとんどがこのように時間帯によって明るさが変わり気持ちよく起きられる環境を作り出してくれるのです。
光目覚ましをおすすめしたい人
光目覚ましは誰でも安心して使ってもらえるものです。大人はもちろんのこと、子どもにも目覚ましは使うことができます。
また光目覚まし時計は大きな音の目覚まし時計が使えない人にもおすすめです。
例えば、両隣の音が筒抜けのように聞こえてしまう木造アパートの家や赤ちゃんや子どもがいて朝から大きな音で目覚ましをかけられない人もいるでしょう。
そんな時に場所を選ばずに使えるのがこの光目覚ましになるのです。
光であれば直接日光を浴びたり、部屋の光でもいいのではないかと思う人もいるのですが、直射日光の場合紫外線も強く毎日浴びるのはあまりいいことではないのです。
また天気によっても明るさも違いますし、一定の明るさを感じるには実は適していないのです。
部屋の明かりも実際に目でみて感じている以上に暗いものです。特に今はLEDなどの光が主流となっていますのでどうしても目が醒める程の光にするほうが難しいのです。
それならは光目覚ましを使って効率よく、朝になれば毎日光を浴びられるのがいいと言えるでしょう。
光目覚ましの効果がないと言う人も!?
しかし光目覚ましを実際に使ってはみたものの効果がないと感じている人もいるようです。
そんなあなたは光目覚ましの使い方を間違えている場合があります。
光目覚ましは顔から30cm以内の場所でないと効果を発揮しません。光が近いとよくないかもと離した場所においていて時間になっても起きられなかったと話す人もいるのです。
また最初は光だけで起きられるのか不安に感じる人もいるでしょう。まずは休日の朝に使うようにして徐々に慣らしていくのがおすすめです。
光目覚ましは、今まで音のアラームだと熟睡できずに疲れが取れないと感じている人にもおすすめです。
人間にとって毎日を健康に元気で過ごすために、体内時計はとても大切なものです。
その体内時計を光目覚ましを使いリセットすることで夜になれば一定の時間に眠くなり熟睡できるようになります。