気分が落ち込む原因はセロトニンの不足?
何だか気分が落ち込んでしまう時、それはセトロニン不足が原因かもしれません。
セトロニンが不足すると睡眠の質が低下してしまい、体温調整ができなくなり体内時計が乱れる原因となります。
そして何をしていても楽しく感じられないなどの気分が落ち込む原因を作り出してしまうことがあります。
またセトロニンには、脳内の伝達物質の一種とされるノルアドレナリンの調整を行う働きがあります。
セトロニン不足になると、このノルアドレナリンが優位に働き、普段は温厚な人でもちょっとしたことでイライラしたり攻撃的な部分が増えるようになります。
また自分自身に対して自信がなくなり、「自分は駄目な人間なんだ」と考え方がネガティブに働いてしまい、世の中のすべてのことがつまらない、嫌になるなどのネガティブ思考になってしまうことがあるのです。
自分の感情はどうにか制御できるのが一番いいのですが、セトロニンが不足すると気持ちとはうらはらに心の不調が起きてしまい、気持ちが落ち込んだり不安定な原因を作り出してしまうのです。
あなたはセトロニン不足かチェックしよう
セトロニンは気付かないうちに不足し、あなたの精神状態に影響していることがあります。
まずはあなたがセトロニン不足になっているかどうか確認してみましょう。
1. 朝起きた時にカーテンを開けない
2. 家の中で過ごすことが多い
3. 毎日外を30分以上歩いていない
4. 適度な運動をしていない
5. 嫌なことがあると落ち込んでしまいなかなか気持ちが元に戻らない
6. イライラしやすくなり、喧嘩が増えた
7. 物事に対して「欲しい」「美味しそう」などの興味を持つことがなくなった
8. 友人と会うのが億劫に感じるようになった
9. 仕事も家庭も上手くいかない
あなたはこのチェック項目にいくつあてはまりましたか?
一つでもあてはまればセトロニン不足になっている可能性があります。
自分では意識していないことでも、実はあなたが行っている生活習慣がセトロニン不足を引き起こす原因を作り出していることがあるのです。
特に、チェック項目に該当する箇所が多い人はすぐにでもセトロニン不足を解消できる方法を毎日の生活に取り入れることが大切です。
日光浴でセロトニンが増えるって本当?
セトロニン不足を解消する為に、1日20分~30分は外に出て太陽を浴びることが大切です。
これ以上長い時間浴びたからといってセトロニンの量が急激に増えるわけではありません。
逆に長時間浴び続けてしまうとセトロニンの働きが抑制されてしまい、疲れやだるさを感じやすくなってしまうことがあります。
季節によっても太陽の強さは変わりますので、夏場はもう少し短くてもいいですし、冬は最長でも1時間程度まで長くするといいでしょう。
セトロニンは、目の網膜に光を受けて反応するようになっています。朝起きた時にカーテンを開けることで日光浴ができるので、毎日の生活の中で上手に太陽の光を取り入れるようにしましょう。
そうはいっても、毎日意識的に太陽の光を取り入れるのは簡単なことではありません。
現代社会のように24時間止まることがない現代は、夜中だって仕事をしている人がたくさんいるのです。そうなると健康にはどのような障害が出てしまうのか心配ですよね。
そんな時におすすめしたいのが「光目覚まし」です。
光目覚ましは日光浴と近い効果があるの?
「光目覚まし」は音や振動ではなく、光の力で目を覚ます効果があるものです。
そのため「光目覚まし」にはセトロニンの働きを促す、日光浴と近い効果が期待できます。
また「光目覚まし」の仕組みとして起床時間の30分前から徐々に明るくなります。
この光が太陽の光と同等の効果があるので、目が起きる時にはセトロニンの働きが活性化され、不快感なくすっきりと起きることができるのです。
前日の疲れも感じることなく、やる気に満ち溢れたエネルギッシュな行動だってできますね。
セトロニンの分泌には2500ルクス以上の光が重要だとされていますが、「光目覚まし」によっては20000ルクス程度までの照度を作り出すものもあるのです。
時間的問題や住環境などが原因で太陽の光で起きれないような方や生活が不規則な人にこそ「光目覚まし」はおすすめです。
セトロニン不足のあなたは光目覚ましがおすすめ
また「光目覚まし」の光によってセトロニンの分泌効果が期待できるということは、あなたが最近悩んでいるような気分の落ち込みの解決につながることも考えられます。
何をやっても元気が出ない、気持ちが鬱々としてしまう、何かに依存したくなるなどの症状に悩んでいる人はセトロニンの働きを活性化させてくれる「光目覚まし」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
目覚めるとき以外のテレビ鑑賞中、読書、勉強中などの時間にも光を浴びてセロトニンの分泌を促すことは、体に多くのメリットをもたらすことにつながるでしょう。
光がセトロニンの働きには必要不可欠と知ったいまこそ、「光目覚まし時計」をうまく活用してセトロニンの働きを活性化させ、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?